アレックス・カーさん『犬と鬼 知られざる日本の肖像』が学術文庫になりました!

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こんにちは、からまるです。

犬と鬼学術文庫.jpg2002年ですから、もうずっと以前になりますね、アレックス・カーさんの『犬と鬼 知られざる日本の肖像』という本を出しました。現在まで何と16刷まで来ているロングセラーです。この本が今月11日、全く同一タイトルで講談社学術文庫の新刊として刊行されました。からまる担当作が学術文庫になるのは今回初めてで、すこし自慢なのです。

アレックスさんはアメリカ・メリーランド生まれですが、10代前半の頃、お父さんの仕事の関係で横浜米軍基地に住んだところから日本との関係が始まったようです。イエール大学では日本学を専攻しています。その後しばらくして京都府に拠点を置いて活動しており、よくあるジャパノロジスト(海外の日本専門家)の視点よりも冷徹に現実の日本の変遷を観察してきました。

まえがきの冒頭部分は新たに書き加えられています。当時といちばん変わったのは日本が観光立国化したこと、金融バブルが終わったことだと指摘しています。しかし残念ながら他のテーマはまだまだ変わらないか、いっそうひどくなっているとも。耳に痛いことが多い記述ですが、本書のような本を読むことで自分たちの国を多様に見る視点を持つことは必要だと思います。

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このページは、karamaruが2017年1月23日 15:27に書いたブログ記事です。

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