金沢21世紀美術館では興味深い略歴の池田学さんの展覧会を開催中。

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こんにちは、からまるです。

金沢土産話第2回は金沢21世紀美術館について。オープンしたのが2004年10月9日ですから、もう10年以上経ち、今ではすっかり街の風景に溶け込んでいるように見えますが、当時は市民のあいだに大きな衝撃が走ったのだそうです。建物のデザインだけでなく、何をどう展示するかを巡り、地元美術・工芸界にとっては想定外の事態が進行していたらしく、市議会や地元新聞と美術館側が対立した記録が残っています。

金沢21美レアンドロのプール.JPGいまここでは「池田学展 The Pen ー凝縮の宇宙ー」が開催されています。池田さんは1973年生まれ、米国ウィスコンシン州在住。展覧会のタイトル通り、ペンとインクでものすごく緻密な絵を描き、しかも絵のサイズが大きい。だからどれだけ時間がかかるのか見当がつきません。緻密な細部とダイナミックな全体が不均衡で、見る人を刺激してくれます。とはいえ、絵の思想はとても抽象的だけれど、モチーフ自体は樹木や波、動植物、建築物などわかりやすい(小学生の頃の夢は魚の研究だったそうです。当時の新聞記事と魚の絵が展示してありました)。だから懐かしさを感じることもできます。オウム真理教事件裁判で朝日新聞等の法廷画家をつとめてもいたそうで、ノンフィクション畑の人間には、その略歴にも興味が湧きます。

写真は金沢21美といったらコレ!といれれる恒久展示作品、レアンドロ・エルリッヒの「スイミング・プール」を上から撮ったところです。プールの中に服を着た人たちがいるように見える、ネタを知れば単純な構造ですが、とにかくウケます。こうしてつい写真を撮りたくなってしまうのでから。

で、からまるが今準備中の本は、この金沢21世紀美術館と深い関係があるのです。近日公開しますので、どうぞお楽しみに!

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このページは、karamaruが2017年4月20日 11:23に書いたブログ記事です。

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