『おどろきの金沢』の秋元雄史さんと佐藤オオキさん。

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こんにちは、からまるです。

先週金曜日に金沢21世紀美術館特任館長・秋元雄史さんの『おどろきの金沢』の表紙画像をご紹介しました。その帯にさりげなく入っている推薦文にもご注目ください。著者名より大きくはできなかったので、本当にさりげないサイズなのですが、あの佐藤オオキさんが本書を推薦してくださっています。

佐藤さんは文字通り世界を股にかけて活躍するデザイナー・建築家です。著書に対する評価もひじょうに高いですね。「nendo」というデザインオフィスを拠点にされています。秋元さんと佐藤さんとは、金沢21世紀美術館で開催された「自由な工芸ー金沢の工芸の現在」展でタッグを組んでいます。

2009年に行われたこの展覧会はたいへん衝撃的なものだったようです。美術館がコレクションしている金沢ゆかりの工芸を、「見る側の自由」という現代アートらしい流れに、制作者側の事情を取っ払って乗せてみる挑戦だったと秋元さんは本書で書いています。そうした狙いから、「同じ仕様のガラスの標本箱ひとつにつき1点の作品を入れて、キャリアや年齢に関係なく、展覧会場に等間隔で並べた。人間国宝の伝統的な作品の隣に現代アート系の美大の先生の作品があったり」(p65)していて、本流のエラい先生の作品だからメインといった見せ方から完全に自由にしたのでした。それは工芸作家たちの間に激しい賛否両論を巻き起こしたのだそうです。

あいにくこのブログには転載できませんが、写真を見ていただければ一目でわかる、この革命的な展示会場をデザインしたのが、佐藤さんだったのでした。

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このページは、karamaruが2017年6月12日 12:19に書いたブログ記事です。

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