村上世彰さん『生涯投資家』、会社を私物化する経営者たちに対する怒りに共感。

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こんにちは、からまるです。

昨日も初校戻しでバタバタしていて日記を書けませんでした。先ほどそれが終わり、ちょっと一服しているところです。

6月に刊行された村上世彰さんの『生涯投資家』(文藝春秋)が話題で、ベストセラーになっているようです。からまるも早速読みました。じつに面白かったですね。でも読後感は「アッパレ本」とまではいきませんでした。本当はもっといろいろな人とのエピソードがこれでもかこれでもかと出てくるのではないかと期待していましたが、どちらかというと村上さんの投資哲学や、コーポレート・ガバナンスを日本でいち早く追求してきた実績を訴える本だったように思います。

ただし、この本に書かれた、会社を私物化する経営者たちへの村上さんの怒りはホンモノだと思いました。多くの戦いはむなしく終わったようですが、その怒りには共感を覚えました。もうすこし広げて言うと、組織のトップに立つ人間が、その権力を自らのために使うかのように行動することには、どんなに立場が違っても、誰もが怒りを覚えるのだと思います。

この1週間、メディア各社の世論調査で、安倍政権の支持率が急速に落ち込んでいます。先週末の調査では朝日新聞より読売新聞のほうが支持率が低く不支持率が高い結果を出しました。支持率急落の理由として、多くのメディアは、加計学園問題での安倍総理の発言は信用できないと多くの人が感じていることを挙げています。もしそうだとしたら、それはひょっとすると安倍総理は政治を私物化しているのではないか、とする人々の怒りの反映なのかもしれません。この怒りの感情は、右派も左派も関係ない、根源的なものだと思います。

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このページは、karamaruが2017年7月14日 18:00に書いたブログ記事です。

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