鈴木貴博さんの『仕事消滅』を読むと、「仕事とは何だろう」に立ち戻って考えたくなる。

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こんにちは、からまるです。

鈴木貴博さんの『仕事消滅 AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること』を今日、責了にしました。時間ギリギリまでゲラを読み返してチェックしていました。

AIが仕事を奪う。日本の場合、スタンフォード大学と野村総合研究所の共同研究によると、今から20年以内に労働力人口が就いている仕事の49%がAIとロボットによって代替されるといいます。この数字が本書でも前提になっているわけですが、とすると、立ち戻ると「仕事とは何だろう」と考えてみたくなりませんか? 自分が今取り組んでいる仕事のどこがAIに取って代わられるのでしょう。

書籍編集者の仕事をものすごくシンプルに分解すると、企画立案、著者との交渉・スケジュール管理、取材、原稿整理・編集・校正、パッケージのプランニング、プロモーションになると思います。このうち、原稿整理・編集・校正、パッケージのプランニングは、早晩、AIに代替されるのだろうと、鈴木さんの本を読みながら思いました。これらは「書籍編集」仕事のいわば作業部分に当たります。なにがしかの知識や経験が必要な分野ではあるのですが、それこそ高汎用型AIが開発された暁には、かれらならあっという間にラーニングできるような知識や経験でしょう。

著者のスケジュール管理や、取材のうち周辺資料収集・読み込みも、AIの得意分野なのでしょう。したがって、企画立案、著者との交渉、取材、プロモーションに編集の仕事は比重が移動します。編集者に向いているタイプが変わるような気がしますね。

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このページは、karamaruが2017年7月28日 15:56に書いたブログ記事です。

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