「この仕事だけはAIに明け渡したくない」って、どんな仕事?

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こんにちは、からまるです。

昨日のエントリの続き、仕事を楽しいか楽しくないかで考える話。幸いなことに、からまるは書籍編集者の仕事をおおむね楽しんでいます。おおむねと書くだけあって、正直、しんどいときもあります。自分の実力不足を痛感するときがいちばんツラいですね。売れるはずの本が売れなかったときは、かなり元気をなくします。でも、たとえ少数でも、あの本よかったよと評価してくださる方がいると、どれだけ救われるかわかりません。その一線だけは死守したいと思っています。

書籍編集者には欠かせないパートナーであるライターさんの場合はどうでしょうか。「上阪徹のブックライター塾」を始めてから、大変多くのライターさんたちと知り合うことができました。得意分野があって、そういう場所を見いだして活躍されている方々は、傍目から見ても楽しそうです。まあもちろん、傍目からはわからない正直ベースでツラいこともたくさんあるのでしょうが、少なくとも「この仕事、AIに任せたい」と思っている人はいないように見えます。かなり将来、超高汎用型AIがたちどころに見事な文章を書けるようになったとしても、その仕事を明け渡さないだろうと思えます。

実は、鈴木貴博さんの『仕事消滅 AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること』には、今この瞬間、すべての仕事をAIとロボットが人間から奪い、人間は一切働けなくなったとしても、人間が困窮して飢え死にすることは絶対にないユートピアの到来が現実となる方法が提示されています。それは本当に驚嘆すべき方法で、実際に本を読んでいただくしかないのですが、たとえそうなってもAIに明け渡したくない仕事があるとしたら、それは本当に仕事を楽しめているのだと思います。

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このページは、karamaruが2017年8月 2日 18:08に書いたブログ記事です。

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