2018年5月アーカイブ

こんにちは、からまるです。

まだこのところのバタバタの余波をくらい、昨日は日記を書けませんでした。

来月の+α新書の新刊にからまるの担当作がラインナップされています。著者は竹中平蔵さん、タイトルは『この制御不能な時代を生き抜く経済学』です。この新刊も、さすが竹中さんと唸らされる情報量の多さと視点の秀逸さを味わっていただけると思います。手応えを感じています。

まえがき冒頭部分をご紹介しましょう。

「日本が世界から取り残され、存在感がどんどん小さくなっている。こうした不安を漠然とでも感じている人が増えているのではないか。ビジネスパースンであれば誰もが実感している通り、中国や韓国、台湾などといった国や地域の激しい追い上げを受けて、かつて世界を席巻した日本企業の旗色が悪い。(中略)一方、「アメリカ・ファースト」を唱え続けるドナルド・トランプ大統領と、その米国と今世紀半ばまでに肩を並べる強国になる構想を掲げる中国の習近平国家主席が、技術覇権を賭けて熾烈な経済競争を繰り広げている。世界経済の先行きはますます予測できないものになっている。(中略)では、日本はこのまま世界の中で経済的地位を落とし続け、埋没してしまうのか。もちろん答えは「否」だ。日本には力もチャンスもある。ただし、それらがじゅうぶんに発揮できていないのだ」

このまえがきの見出しは「「心地よさ」というワナ」にしました。不安を漠然と感じているのに、日本は安全で文化水準が高く、美味しい食べ物がいくらでもあり、住みやすい。何を変える必要があるのだろうか――。「ワナ」とはそういう「心地よさ」があるために危機感がなく、次の時代の競争に太刀打ちできなくなるという意味です。

もしピンと来ないなら、自らが置かれた業界のことを振り返ってみてはいかがでしょうか。ご多聞にもれず出版業界もデータではあきらかに崖っぷちにあります。しかし中にいるからまるたちは、なかなか危機感を抱けない。過去の財産を電子化や版権ビジネスで活用していて、そのかさ上げがあることもあります。しかし新しく作り続けなければ、しかも新しいやり方で取り組まなければ、従来と同じ問題を再生産するだけです。

それぞれの業界全体のことは、さまざまなステークホルダーによる複雑な力学で動いています。変化が激しくなればなるほど、全体の動きは予測不能で、一人一人ではまったくアウト・オブ・コントロールな状況になります。しかし、変化の方向を見定め、何が次の時代をつくるのか見極めなければ、この全体的な負のループから逃れられない。

いかにループから脱するか。これは日本全体の課題でもあり、同時に日本に生きる自分たち一人一人の課題です。経済学とは「共同体のあり方」を考える学問だと竹中さんは本書で書いています。ならば経済学が次の新しい社会をつくるための有用なヒントになるのは明らかです。この時代を生き抜くために、是非ご活用ください。6月21日発売、税抜き価格は840円です!

こんにちは、からまるです。

この1ヵ月で、からまる的に衝撃の大事件だったのは、フィギュアスケートの世界女王、エフゲニア・メドベージェワ選手がブライアン・オーサー・コーチに師事すると発表したことでした。社内のスケオタさんからも追加情報がいろいろ入り、そのいちいちにおどろくばかり。平昌五輪が終わって間もないタイミングで二人は会っていたようですね。

とくにこの記事は参考になりました。今回のエテリ・トゥトベリーゼ・コーチのケースと同じように五輪直後にキム・ヨナ選手に去られた経験を持つオーサー・コーチがメドベージェワ選手に、エテリたちへの感謝を述べるように最初に言ったこと、資金計画や次のルール改定(4回転ジャンプとトリプルアクセルの基礎点を下げ、GOEを±5点にすること、ジャンプを演技前半に2つか3つ入れる構成にすること)はメドベージェワ選手に有利になるといったトピックが出ています。

そんなわけで、今季のクリケット・クラブのリンクはさらにいっそう華やかなことに! 同じリンクで羽生結弦選手とメドベージェワ選手が練習しているところを早く見たい! 今年のトロントはテンションが上がります!!

こんにちは、からまるです。

ブックライター塾5期マスコット.jpg

1ヵ月ぶりの日記再開となりました。まずはこのお知らせから。「上阪徹のブックライター塾」第5期は19日に最終回を迎え、30人の方に上阪塾長から修了証が渡されました。写真はこの塾のマスコットで、毎期、リボンが加わっていきます。5期は金色です。1期から5期までで総勢およそ130人が巣立って行かれました。

今期も熱気あふれる開催となりました。皆さんの意欲がダイレクトに伝わってきます。また、上阪さんの教え方が期を追うごとにすこしずつうまくなっていて、そういう意味では5期の方々はラッキーだったと思います。

「ライターの仕事は書くことではありません。ファクトをチョイスすることです。そのチョイスにターゲット、相場観が重要になるのです」この塾は完全非公開なのですが、一つだけ言っちゃうと、上阪さんが最終講義で話した次のことが、この塾でやることの基本の一つだなとあらためて思いました。

本当にそう思います。これができていれば、下手に構成を工夫したり、言い回しを凝ってみたりする必要がなくなって、自然な流れができる。だから速く書ける。速く書くための上阪さんの技術は別にたくさんあるのですが、速く書く「姿勢」がこれでできるのでしょう。からまるは今期も最後の課題、通称「1万字課題」を全員分、通読しましたが、この姿勢がある人とない人では読後感がずいぶん違います。

また、講義を傍聴しながら、からまるが現在進行中の企画について、なるほどあそこはこう変えよう、などいろいろなヒントをもらいました。役得とはこのことですね。

もろもろの作業やら何やらで大ピンチ! 日記再開は28日に!

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