karamaru: 2017年12月アーカイブ

こんにちは、からまるです。

今年も「上阪徹のブックライター塾」の募集が始まっています。開催は3月末から5月中旬にかけて。今度で5期になります。

この塾をやってよかったと思うことはいくつもあります。その一つが、卒塾生さんたちといろいろな仕事ができることですね。実はいま入稿真っ最中の二つの企画の両方とも、卒塾生さんにブックライティングや編集をしてもらっています。塾を通して仕事の価値観を共有しているので、仕事を進めるのがとてもスムーズです。いまや卒塾生さんたちの存在なしに、からまるの仕事は成り立たないくらいです。

また、いろいろな関心を持つメンバーで、さまざまな交流(という名の呑み会)ができるのもよかったことの一つ。先週はいま話題の某出来事を、ある卒塾生さんに解説してもらう会をやりまして、その後に神楽坂で忘年会です。塾は終わった後、毎回呑み会をやるので、皆さん自然と呑み仲間になっているのです。

5期もどんな出会いがあるのやら。興味を持たれた方は、このページをご覧下さい!

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さて、年末にかけ入稿が佳境に入っているため、この日記、今年は今回でおしまい。来年1月10日に再会します。それでは皆さん、佳き新年をお迎え下さい!

こんにちは、からまるです。

現代ビジネスに今月2日に公開されるや否や、現在までに2万9000ものフェイスブックの「いいね!」をもらった記事があります。フリーライターの藤田祥平さんが書いた「日本が中国に完敗した今、26歳の私が全てのオッサンに言いたいこと――勝手に「終わり」とか言ってんじゃねえ」です。

日本の正しい未来.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像中国の深圳をルポし、彼の地の高度経済成長を目の当たりにした藤田さんが、自分たちを育てた父親世代にあてて、その世代が世界中でやってきたように若者に中国でチャンスを摑ませろと、激烈なメッセージを発しています。

「20代に機会を与えよ。我々に恩を与えよ。そうしなければ、私たちはもう、日本を捨てて、勝手にやる。それも一斉にではない、能力のある者から順番に、だ」

このメッセージは、先月刊行した村上尚己さんの『日本の正しい未来 世界一豊かになる条件』(+α新書)第一章「近未来小説『ゼロ成長の日本』」の世界にそっくりです。国内でチャンスを与えられなかった若者が中国で成長の芽をつかむストーリー。もはや「近未来」の話ではないのかもしれません。

9784062729598.IN01.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像のサムネイル画像こんにちは、からまるです。

秋元雄史さんの『おどろきの金沢』(+α新書)の重版が決まりました。6月21日に刊行した本ですから、おどろきの半年経っての重版! これはうれしいですね~。

新書の場合、シリーズものの宿命か、刊行半年も経てば売れ行きが止まるものが比較的多いなかで、金沢での圧倒的売れ行きは、いまだに衰えがないのです。さすが金沢、読書人口が多いのでしょうか。ますますこの街が好きになってしまいました。

早くまた行きたい! あ~行きたい!!

こんにちは、からまるです。

相変わらず「AI」の文字を新聞やウェブで見ない日がありません。さまざまな仕事があれもこれもという感じでAIに置き換わっていくのを、否が応でも実感せざるを得ません。まさに鈴木貴博さんが『仕事消滅 AIの時代を生き抜くために、いま私たちにできること』(+α新書)で描いた世界が現実化しています。

The21仕事消滅前夜.JPG

そんなタイミングで、PHP研究所さんの月雑誌「THE21」1月号で、その鈴木さんが新連載を始めました。タイトルは「「仕事消滅」前夜 これから10年、あなたの周りで何が起こるのか?」です。

この記事の中で鈴木さんは、ウェブ記事の原稿料がどんどん下がっている現象について書いています。「専門性」というパワードスーツを着た専門性の高い原稿に相応の原稿料が支払われた時代に替わり、「スマホ」という誰もが身につけられるパワードスーツを着てスラスラと記事が書けてしまうのが今。そうすると、ネット上に大量にばらまかれている記事なり情報なりを、たんに寄せ集めただけでも、PV数が高ければ原稿料を得られます。その安い価格に専門家の書く記事の原稿料も合わせられてしまうというのです。

単価が下がるから仕事量を増やすけれども収入は上がらない。これが「仕事消滅前夜」の苦々しい現実なのでしょうか。

こんにちは、からまるです。

今回のアッパレ本は、政治記者の田崎史郎さんが構成・執筆した『小泉進次郎と福田達夫』(文春新書、11月刊)です。肥料や農薬などの資材を農協に販売する「全国農業協同組合連合会(JA全農)」の改革が、2015年から今年にかけて自民党農林部会を主舞台にして行われました。小泉さんは部会長、福田さんは部会長代理でした。

本書は、その全農との攻防の経緯を軸に、田崎さんがファシリテーターとなって、二人の議員が対談を行う形式になっています。また、この二人が外からどう見られていたか、全農改革に関係する議員や官僚に田崎さんが話を聞いています。最後に二人それぞれに相手の長所・短所を聞き出しています。

まずこの構成がアッパレですね。田崎さんは小泉さんから「自分たちの全農改革のことを本にしてほしい」と依頼され、かなり悩んだ末に、この構成を思いついたそうですが、これは編集者でもけっこう考えつかないと思いますね。政治家の心をよく知っている人ならではの工夫だと思いました。

そして、あとがきに「二人に対する見方が格段に厚みを増した」と書いているように、何と言ってもアッパレなのは、本書にはもっと知りたい・見方を深めたい・勉強したいという田崎さんの気持ちが横溢していることです。だって、田崎さんほどの方なら、政界・政治家のことならすべてわかると思って当然ではないですか。それがぜんぜんない。二人に迫る、この探究心の衰えのなさが、本書をいっそう魅力的にしています。

内容的には、福田家の話が興味深かったですね。あの元総理・福田康夫さんにも感情を爆発させることがあったんだと唸らされたエピソード(p63)がとくに印象的でした。祖父と父を総理に持つサラリーマン出身の達夫さんは、からまるは正直、よく知りませんでしたが、俄然、注目してみたくなりました。

     *     *

さて、明日は一日中取材、さらにその後、入稿が立て続けに入りますので、明日明後日はお休みします。また来週月曜日に!

こんにちは、からまるです。

生原稿.JPG引っ越し作業は今日までかかっていまして、ようやく最終段階に。昨日のエントリで書いたように、整理すると、どうしても捨てられないものがどんどん出てきます。生原稿もその一つですね。

からまるが編集者になった頃は、まだ原稿用紙に書く方がいました。印刷所への入稿も生原稿です。写真のように編集者が赤字で指定を入れます。冒頭に「東西冷戦が終わり」と書いてあることからわかるように、1990年代は、本文の級数は普通、13級でした。いまは一般書の大半が14級ですから、10パーセント近く小さかったのですね。新聞もそんな感じでした。

書名は明かしませんが、この原稿はからまるが駆け出しの頃の苦労がようやく実って著者からいただいたもの。文字通りの「玉稿」です。大切な宝物ですね。

こんにちは、からまるです。

編集部内で席替えがありまして、からまるは今、引っ越し作業の真っ最中なのです。普段はまったく見ないデスク引き出しの奥を整理のために引っかき回してみると、いろいろ出てきますよ、思い出の品々。それらの中でもとくに「ときめいて」片付けられないのが、この5年くらいの間に諸事情があって出版が叶わなくなってしまった二つの原稿です。

二つとも出せば絶対ベストセラーになると、社内の関係部署で認知されていた企画です。からまるの力が遠く及ばないところにある事情なので、どうにもこうにもならず、だったら潔く処分してしまえばいいのに、これらばかりはいつまでも捨てられないものですね。

さて、引っ越し頑張ろう。

また来週に!

こんにちは、からまるです。

日本の正しい未来.jpgのサムネイル画像のサムネイル画像村上尚己さんの『日本の正しい未来 世界一豊かになる条件』(+α新書)を発売して2週間。売れ行き上位の書店さんがハッキリして見えてきました。

ベスト8は、上から順に、紀伊國屋書店新宿本店、同梅田本店、丸善日本橋店、有隣堂横浜駅西口店、丸善丸の内本店、ジュンク堂書店大阪本店、三省堂書店池袋本店、三省堂書店神保町本店さんとなりました。ビジネスもの販売の王道とも言える書店さんたちですね。どうもありがとうございます<(_ _)>

とくに1位の紀伊國屋書店本店さんは、入口すぐの新書新刊棚のいちばん目立つ目線の位置にど~んと置いてくださいました。これは本当にありがたい。表紙の絵のテイストがお店に合ったのでしょうか。写真を撮れないのが残念ですが、感謝感謝です。

こんにちは、からまるです。

昨日はこの日記を書くのを忘れてしまいました、ちょっとバタバタしていました。

さて先週、実に久しぶりに先輩を先輩とも思わぬ口悪後輩とビールを付き合う羽目になってしまいました。いまや産業界のトレンドである「働き方改革」で、「徹夜してはならぬ」と上司に厳命され、仕方なく飲みたいというのです。

「徹夜で仕事する代わりに酒を飲むのはヘンだろ。いままで本当は暇だったんじゃないの?」

「先輩、相変わらず進化から取り残された化石編集者という感じっすね。これからは朝型が当然なんっす。早く起きて、会社に来て、ばりばり働いて、夕方から飲む。それがこれからのイケてる編集者っすよ」

「なに言ってんだか。たんに徹夜しなくてもいいような無駄な仕事をしなくなっただけだろ。だいたい会社に来てるように見えないし」

「ホントに化石っすね、先輩は。テレワーク導入はまだだけど、いまはスマホがあればどこでも仕事できるんすよ。これぞ働き方改革っすよ」

たしかに今は社内をざっと見渡しても、以前と違って深夜はあまり人がいませんね。からまるはかつて月刊誌にいたとき、月に4日は入稿と校了で半徹夜(最終の校了日は完全徹夜)でした。それも昔話になるのでしょう。

「急な仕事があったら徹夜しないわけにいかんだろ。緊急事態に燃えるのが編集者ってもんだろ」

「はあ? 大丈夫っすか先輩。働き方改革なんで、急ぎの仕事は明日に回して早く帰るんすよ」

「......あのさ、働き方改革の前に、まず働けよ」

こんにちは、からまるです。

先週金曜日のエントリの続き。12月1日、サッカーのワールドカップ・ロシア大会の組み合わせ抽選会が行われました。その結果、からまるがすでにチケットを手当てしたモスクワでの2試合のカードは何になったのか? 衝撃の結果発表です!

一つはアルゼンチン対アイスランド!! やりましたね~、南米予選では最終節に崖っぷちに立たされながらもゴールを決めて母国を本大会に導いたリオネル・メッシ擁する前大会準優勝国と、昨年の欧州選手権に続く初出場ながら魂のプレーを見せる、そして何と言ってもサポーターたちの「バイキングチャント」が心にしみる欧州選手権ベスト8の対戦です。楽しみすぎますよ。

もう一つはドイツ対メキシコ!! 今年のコンフェデ杯で若手中心の構成ながらも優勝した層が厚すぎる前大会優勝国と、サッカー巧者のメキシコ、これも楽しみすぎますね。奇しくもブラジル大会優勝国と準優勝国、それぞれの初戦を見られるとは、からまるは今年の運をすっかり使い果たしたのでした。

こんにちは、からまるです。

今日は天皇陛下の退位日をはじめ、流行語大賞などいろいろなことが決まる日です。で、からまるに最も関係があるのは、サッカーのワールドカップ本大会の組み合わせが決まる日でもあるのです。日本時間の深夜、どういう抽選結果になるのでしょうか。

関係があるといっても仕事ではありません。まったくの遊びで、6月中旬、モスクワで開催される予選リーグの2試合を見ます。チケット(FIFA公式サイトでの早い者勝ち正規チケットは瞬間的に売り切れ)、航空機、ホテル(たぶん普段の3倍くらい高いけれど、もうほとんど部屋が残っていない)は手配済み。あとは実際に見ることになる試合が何になるのかを待つだけになっているのです。来週の報告をお待ちください!

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